緑山SCリスペクト宣言

緑山サッカークラブは、緑山スポーツ広場でサッカーを行う全ての子どもたちがサッカーを“エンジョイ(ENJOY)し、それを通じて自分自身、そして一緒にプレーする友達、試合を進行してくれる審判を“リスペクト”できるような環境を提供できるクラブでありたいと考えています。

“エンジョイ”とは、”JOY=喜び”を生み出すことを意味します。子どもたちにとってサッカーとは喜びを生み出すツールであって、それをサポートするのが私たち大人の役割です。

また“リスペクト=価値を認める”は 相手に向けられると同時に自分にも向けられなければなりません。他者を尊重する態度と自分を大切に思う気持ち(自尊心)は同じように大事なものです。少年サッカーに関わる私たち大人は、サッカーを通じてそうした心のあり方を育成する責任を持っています。

以上のような希望のもと、緑山サッカークラブは次のように宣言します。

私たちは緑山スポーツ広場で指導・観戦する大人として

1. どならない

自分の子ども、自分のチームだから何をしてもいいというのは間違いです。相手チームの子どもたちはそうした大人の態度を見ています。少年サッカーに関わる大人は、自分のチームだけでなく相手チームの子どもたちも含めた将来のサッカーファミリーを育てているのです。どなることで相手チームの子どもたちにも恐怖を与えているのです。

2. ミスをはげしくとがめない

ミスをしたくてする子どもはいません。ミスには原因があります。それを分析し、改善策を工夫して提供するのが大人の役割です。ミスをとがめるのは子どもでもできるのです。ミスをはげしくとがめられることで子どもたちは自分の判断に自信が持てなくなり、プレーする喜びも自尊心も失ってしまいます。

3. 子どもの判断を尊重する

“リスペクト”を教えるのであればまずは大人が率先して実行しましょう。どのようなプレーであれ、サッカーのプレーには判断が伴っています。自分のイメージと異なるからといって子どもの判断を否定するのではなく、まずは子どもたちが自主的に判断した事実を尊重しましょう。

4. 未来を見つめる

少年期のサッカーは決してその子どもたちのピークではありません。今できないことも心と体が成長するにつれて、1年後、3年後、5年後、10年後にはできるものです。それを大人が予測し、信じてあげるからこそ、今現在のプレーを尊重してあげられるのです。私たちは息の長い、やりがいのあるプロジェクトにたずさわっているのです。

2015年1月31日 緑山サッカークラブ